「ミサイルダンサー2」は、3D STGとキャラバンSTGを融合した、3DキャラバンSTGです。
本作は、疑似3Dゲームと呼ばれる、スペースハリアーやアフターバーナー2など、ポリゴンではなくスプライトで3D表現を行っていた昔の3D STGの作りを参考にしています。これに加えて、私がこれまでに制作してきた2DのキャラバンSTGの要素を融合し、3DキャラバンSTGとして制作しています。
スプライトを使った3D表現ならではのスピード感と躍動感を大切にしています。画面いっぱいにミサイルの煙が覆われたり、画面が回転するなど、大げさな動きを取り入れています。一方で、ゲーム内容が大味にならないようにバランスを調整し、テンポの良さ、敵のバリエーション、演出の変化等を考えながら制作を進めています。
本作は、戦闘機「ミサイルダンサー」を操作し、ショットとミサイルで敵を破壊、ステージをクリアしていくシューティングゲームです。シールドにより被弾を3発分防ぐことができます。被弾により全てのシールドを失うと自機を失います。残機があればその場で復活、残機が無くなればゲームオーバーとなります。無限コンティニューが可能でコンティニュー時は、ステージの最初からの再開となります。
操作はいたってシンプルです。十字キーまたは左スティックで自機を移動。ショット、ミサイル、ローリングの3ボタン制となっています。
自機の前方に表示されているカーソルを敵に合わせると敵をロックオン、ミサイルボタンを押すことで、誘導ミサイルが発射されます。ミサイルの弾数制限はありません。
ショットは押しっぱなしで発射され、近距離の敵への攻撃と、敵ミサイルを撃ち落とすのに有効です。
ローリングボタンを押すと自機が回転し、敵の攻撃を回避します。またローリング中は自機の移動速度が速くなります。ただしローリング中はショットを撃つことができません。連続してローリングするには、若干のクーリングタイムが必要です。
ボタンアサインは自由に変更可能です。また、オプションメニューのリバースをONにすると、自機の移動を上下反対にすることができます。
ゲームモードは、基本操作を学ぶことができるチュートリアル、全16ステージをクリアしていくアーケードモード、2分間限定のスコアアタックを行うキャラバンモードから選択可能です。
アーケードモードは３段階の難易度から選択可能です。
アイテムを取ることで、ミサイルの種類を切り替えることができます。ミサイルは、スピアミサイル、マルチミサイル、ナパームミサイルの３種類があり、それぞれ、ロックオンカーソルのサイズ、最大ロックオン数、発射速度、攻撃力が異なります。
スピアミサイルは発射速度に優れ、マルチミサイルは最大ロックオン数に優れ、ナパームミサイルは攻撃力に優れています。この仕組みは、過去作「ムーンダンサー」を踏襲しています。
状況に応じて、ミサイルの種類を切り替えることで、より有利に攻略ができるようになっています。
敵ミサイルはショットで破壊可能ですが、敵弾および敵レーザーは破壊不可能なので回避する必要があります。敵の攻撃種類を見極めて、ショットで撃ち落とすか、回避するかを判断しましょう。破壊不可能な敵弾が多く出現する場面においては、ローリングによる回避が有効になってきます。
左上のミニマップは、真上から見た時の、敵の位置情報を示しています。視界に表示されていない上空にいる敵や、後方にいる敵についても、ミニマップを使って把握することができます。
アーケードモードは全16ステージ、シームレスでテンポ良く進み、ボスも登場します。
本作は、スコアアタックが楽しくなるような要素を多く盛り込んでいます。ステージにはボーナスアイテムやボーナスキャラが多く出現します。また、敵にミサイルをヒットさせると、チェインが発生し、チェインを繋げることでチェインボーナスを獲得することができます。さらには、多くのロックオンをすることで、雑魚敵の獲得スコアが上昇します。
ボス戦には制限時間が設けられています。できるだけ早く倒すことで、タイムボーナスを多く得ることができます。ボス戦中もアイテムが出てきますので、ミサイルの種類を切り替えることが可能です。
ミサイルダンサー2は、3D STGとキャラバンSTGを融合させることで、躍動感と攻略性を両立させたゲームとなっています。繰り返しプレイによりハイスコア更新を楽しむことができます。
テイザー動画
※画面はすべて開発中のものです。仕様は変更になる可能性があります。
タイトル：ミサイルダンサー2（Missile Dancer 2）
ジャンル：3Dシューティング (Rail Shooter)
対応プラットフォーム：Steam, Nintendo Switch
配信予定日：2024年
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